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子供の幼稚園、小学校のお受験用の服装の選び方

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2020.12.28

Koyama

Tailor Mag 編集部としてスーツやシャツについてのTipsなどを執筆。過去には店頭でスーツを販売していた経験もあり、これまで多くの方にビジネススタイルの提案を行ってきました。みなさんが「少し一目置かれる大人の男」になれるようノウハウを提供していきたいと思います。

Tailor Mag 編集部としてスーツやシャツについてのTipsなどを執筆。過去には店頭でスーツを販売していた経験もあり、これまで多くの方にビジネススタイルの提案を行ってきました。みなさんが「少し一目置かれる大人の男」になれるようノウハウを提供していきたいと思います。

子供の社会への第一歩とも言える、幼稚園や小学校のお受験。

お父様もお母様も、お子様になんとか成功を納めさせてあげるために、あれやこれやと考えを巡らせているのではないでしょうか。

幼稚園や小学校の受験の際に、面接官への印象を大きく左右するのが服装です。見た目が9割と言われるほど、人は第一印象で相手を判断しているので、お受験における服装選びは合格のための第一関門と言っても過言ではないでしょう。

もちろん、お子様のお洋服選びだけに気を取られてはいけません。面接の際には、ご本人(お子様)のみではなく、お父様とお母様もしっかりとチェックされていることをお忘れなく。

そこで、ここでは、子供のお受験における一般的な服装のルールについて「お子様の服装」「お母様の服装」「お父様の服装」に分けてそれぞれご紹介いたします。

お受験の準備に早過ぎるということはありません。この機会に、お受験の服装についての基本をしっかりインプットして、家族揃って万全の準備をして臨みましょう。

お子様の服装について

お子様の服装を選ぶ時のポイントは「爽やかさ」「清潔感」「上品さ」「知的さ」など、様々ありますが、どの学校にも共通するのは「清楚でありかつ華美過ぎない服装」であること

とは言っても、具体的にどういうポイントに気を付ければいいのか分かりにくいので、基本は以下の2つのポイントを押さえて選びましょう。

  • 爽やかで清潔感があること
  • お子様に似合っていること

無理にブランドもので高級感を押し出したりする必要はありません。お子様に似合っていて、清潔感があり、爽やかな印象を与えられるかどうかがお子様のお受験服選びでは重要です。

では、具体的にどのような服装が好ましいとされるか、女の子の服装と男の子の服装に分けてご紹介します。

女の子の服装

女の子のお子様の場合、ブラウス+紺またはグレーのジャンパースカート+白いソックス+ワンストラップシューズが基本で、その上にボレロやカーディガンを合わます。

ブラウスの袖丈は手の甲にかかる程度にしましょう。スカート丈は膝が隠れるものを選ぶようにしてください。

また春から夏にかけて開催されることの多い学校説明会の際には、受験用の服装とは別に汗をかいてもベタつかないコットン素材のワンピースを着用するのも主流となっています。

行動観察試験がある場合には、もう1組用意する

主に小学校のお受験においてですが、行動観察試験がある場合、動きやすい白ポロシャツ+紺またはグレーのVネックベスト+紺またはグレーのキュロットという組み合わせの服装も準備しておきましょう。

男の子の服装

男の子のお子様の場合、スーツ+シャツ、もしくは、白ポロシャツ+紺かグレーのVネックベスト+紺またはグレーの半ズボン+白いソックス+黒の革靴、が基本の組み合わせになります。

ネクタイなどは基本的には必要ありません。靴は合皮でも良いので、お子様が履きやすい、歩きやすいものを用意してあげましょう。

お子様のお受験服で気を付けるポイント

着替えがしやすい服装か

お子様のお受験服を選ぶ時に、着替えがしやすいということも大切なポイントとなります。

試験科目に着替えを取り入れている学校もあるため、せっかく見た目にこだわって選んだ服装も、お子様にとって着替えにくいものだと逆効果になる恐れも。

着替えの練習をして上手くなったとしても、本番では緊張してしまうものなので、なるべく着替えがしやすい服装であることが望ましいです。

柄の透けないインナーを選ぶ

上着を着ていると気づきにくいですが、上着を脱いだ時にブラウスやシャツにインナーの柄が透けてしまうことがあります。

室内では上着を脱ぐことがあるかもしれません。お子様の服装を揃える時は、白のインナーも合わせて用意しておくと安心です。

万が一に備えて靴下は予備の用意を

女の子の服装も、男の子の服装もフォーマルなスタイルは白のソックスです。しかし、白のソックスは汚れが目立ちやすいのが難点。

足元は意外と見られるものなので、もし面接当日の天候が悪く靴下が汚れてしまったとしても履き替えられるように、予備の靴下を用意しておけると安心です。

お母様の服装について

お母様の服装は「目立ちすぎず、清楚な印象を与える」服装を意識して選ぶようにしましょう。

お母様の服装の主流は、華美ではないデザインの紺のワンピースやスーツで、パンツスーツよりワンピースの上品なジャケットスタイルがおすすめです。

スーツのデザインとしては、女性らしい丸みがある衿で、あまり体のラインが出過ぎない物がおすすめ。ワンピースは、足捌きが良いフレアタイプのものがおすすめで、座った時に膝が出ない丈の長さのものを選ぶのがポイントです。

また、学校訪問時には立ったり座ったりを繰り返すため、シワになりにくい素材のものを選ぶと、綺麗なスタイルを維持することができます。

小物やブランド物は極力避け、目立ちすぎずお子様を引き立てる服装を心がけましょう。

なお、お母様が気をつけなければならないポイントとして、髪型があります。主役はお子様とは言え、お母様の髪が派手な髪色やボサボサの髪の毛であることは好ましくありません。

華美になりすぎないスタイルを心がけ、パーマがかかっている場合は、しっかりとまとめて黒のバレッタなどで留めておくのが理想的です。できるなら、お子様の受験の準備を始めたら明る過ぎるカラーリングなどは控えておくと良いでしょう。

学校説明会の時のために夏用のワンピースを1着用意しておくとベスト

幼稚園や小学校の受験は秋から冬にかけて行われますが、学校説明会は春から夏にかけて開催されます。そのため、受験当日を想定して準備した服装だと、体温調整がしづらいので、体調を崩してしまう恐れがあります。

そんな時のために、汗をかいても洗える素材の夏用ワンピースを1着用意しておくと安心です。

お父様の服装について

一方、お父様の服装も、お子様やお母様の服装との統一感を意識してコーディネートすることが大切です。

お子様の受験の際、実は家庭に良って差が出やすいお父様の方をよく見られているとも言われますので、普段仕事でスーツを着ているからといって気を抜かず、お父様もしっかり準備をするようにしましょう。

お子様の受験の際に着用するスーツは、普段着ているスーツよりもフォーマルなものを選ぶようにしましょう。最近ではタイトスーツやオフィスカジュアルも一般的になりつつあり、普段着用しているスーツだとややカジュアルな印象を与えてしまう恐れがあるので注意してください。

お父様がスーツを選ぶ時のポイントは「柄なしの無地」「比較的落ち着いた色」「無地の白ワイシャツ」です。具体的には、やはりお母様のコーディネートと同様に、紺色のスーツがおすすめです。紺色のスーツは、清潔感や信頼感、好感度が高いなどといった印象を与えるとされます。

また、お子様やお母様の服装も合わせて紺でまとめることで家族全員での一体感や統一感も出てきます。

ネクタイでワンポイント入れたいところですが、華美にならないように、やはり紺やブルー系のネクタイでまとめるのがおすすめです。

そして、意外と見られているのが足元です。男性のフォーマルスーツの着こなしでは、足首やスネが見えないのが基本

学校訪問時には立ったり座ったりを繰り返すので、必ずミドル丈以上の黒やダークネイビーなどの色の靴下を選ぶようにしましょう。

なお事前に、ご自宅で椅子に座ってみてどれぐらいパンツの丈が短くなるのかを確認して靴下を選んでおけると完璧です。

「園風・校風」もしっかりチェック

さて、これまでそれぞれの服装の基本ルールについてご紹介してきましたが、「これさえ抑えておけば完璧だ」と言いたい訳ではありません。

なぜなら、これらのルールと同じくらい、お受験先の幼稚園・小学校の「園風・校風」を尊重することが大切だからです。

お受験先には、規律を重んじる幼稚園もあれば、リベラルな雰囲気を大事にしている小学校もありますよね。

前者であれば、個性的な服装より、上品・きっちりとした印象を持てるような服装がおすすめですし、後者であれば、少し華やかで、お子様やご家族の明るい雰囲気が伝わるような服装が良さそうです。

このように、お受験の服装については「TPOに合わせる」というのも大きなポイントになると私は考えています。

今回ご紹介した服装は、あくまでも一般的なコーディネートです。実際にご準備される際には、お受験先の幼稚園・小学校に合わせた服装をカスタマイズしてみてくださいね。

まとめ:お受験の準備は早めに始めて家族揃って本番に備えよう

いかがでしたでしょうか。もちろん服装が全てではありませんが、良い印象を残せるに越したことはありませんよね。

ご紹介したお子様とお母様、お父様の服装を選ぶ時のポイントをまとめると、それぞれ以下のような点を押さえておくのが大切でした。

服装を選ぶときのポイント おすすめの服装
お子様
  • ・爽やかで清潔感があること
  • ・お子様に似合っていること
  • 【女の子】
    ブラウス+紺またはグレーのジャンパースカート+白いソックス+ワンストラップシューズ(+ボレロまたはカーディガン)
  • 【男の子】
    スーツ+シャツ、もしくは、白ポロシャツ+紺かグレーのVネックベスト+紺またはグレーの半ズボン+白いソックス+黒の革靴
お母様
  • ・目立ち過ぎず、清楚な印象を与える服装であること
華美ではないデザインの紺のワンピース+上品なジャケットスタイル
お父様
  • ・普段仕事で着ているスーツよりもフォーマルで清潔感のある服装であること
お子様やお母様の服装との統一感を意識した紺色の無地スーツ+無地の白ワイシャツ+華美にならない紺・ブルー系のネクタイ+ダークカラーミドル丈の靴下

毎年、秋ごろに行われる幼稚園や小学校のお受験ですが、着用する服装の準備はお受験本番の半年ぐらい前、春ごろから準備するのが理想的です。

必要なものは受験する学校から案内があるので、早めに志望校のスケジュールを確認し、案内が来たら早めに準備を始め、家族揃って本番に備えましょう。