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スーツに合う靴のマナー、選び方を紹介 NG例も解説

オーダースーツ

2021.03.30

Joe

社会人になってからずっとこだわってきたスーツや小物など、ビジネスシーンの必需品について様々な情報を提供していけたらと思います。「落ち着きがあって大人っぽい」そんな印象を与えられるような、テクニックやノウハウについて執筆していきます。

社会人になってからずっとこだわってきたスーツや小物など、ビジネスシーンの必需品について様々な情報を提供していけたらと思います。「落ち着きがあって大人っぽい」そんな印象を与えられるような、テクニックやノウハウについて執筆していきます。

「スーツにはどの革靴を選ぶべきか」と、迷ったことはありませんか?革靴のコーナーにはたくさんのデザインや色、素材の靴が並んでいて、どれが自分にベストなのかわかりにくいですよね。

「ある程度の値段の高い靴を選んでおけば間違いない」と思っている人は要注意。実は、スーツに合わせる革靴にはシーンに合わせて選ぶべきデザインや色があるんです。

今回は社会人なら知っておいて損はない、革靴のマナーと選び方を解説します。お洒落は足元からです。マナーを抑えてデキる雰囲気を足元にもプラスしましょう。

革靴のマナーと基本

スーツに革靴を合わせるときのマナーと基本は、ビジネスパーソンなら押さえておきたいポイントです。一つずつチェックしていきましょう。

革靴の種類

革靴と呼ばれる靴は、大きく分けて「シューズ」「ブーツ」「ローファー」の3種類に分類されます。

シューズ

シューズは足の甲までしっかり覆われているタイプ。「革靴」と聞けば、このスタイルをイメージする人が多いでしょう。実はシューズは、形や色、デザインによってフォーマルかカジュアルかに分類されています。今回はシューズの種類を詳しく紹介していきます。

ブーツ

ブーツはレディースというイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、上級者向きではあるものの、革のブーツもれっきとしたスーツにも合う革靴です。

ビジネスシーンならチェルシーブーツ(サイドゴアブーツ)、もしくはダークカラーのドレスブーツがおすすめ。足元にスマートで上品な印象が加わります。

ローファー

紐がない革靴で着脱がしやすい特徴から、「怠け者(Loafer)」という意味を持つローファー。日本では学生の靴というイメージも強いですね。お気づきの通り、フォーマルな革靴ではなくカジュアルな印象が強めです。

ただし、スニーカーを履くほど、くだけていない場面やオフィスカジュアルにローファーを合わせるのはOK。足元にドレッシーさをプラスできます。

内羽根式と外羽根式

続いてチェックするポイントは、革靴の紐部分構造を指す内羽根式(うちばねしき)と外羽根式(そとばねしき)です。「羽根」とは、靴紐を通す穴の開いたパーツです。

英語では内羽根式はオックスフォード、外羽根式はダービーまたはブルーチャーと表記されます。

内羽根式は、穴を通す部分が甲の部分と一体になり離れません。一方、外羽根式では、羽根が甲を覆っているだけなので、紐を外すと羽根部分が全開します。

見極めるポイントは、紐を通す羽根部分の生地が「V」かどうか。「V」になっている革靴は内羽根と覚えておきましょう。

内羽根式はフォーマル、外羽根式はカジュアルに分類されます。ただし、外羽根式はあくまでもフォーマルと比べて“カジュアル寄り”なだけなので、ビジネスシーンでの着用に問題はありません。

カラー

フォーマルなカラーは黒。かしこまったシーンでは黒の革靴を選ぶのがマナーでもあります。

一方、茶色は暗めならビジネスシーンでも着用OKですが、明るめの茶色は内羽根式でもカジュアルな分類に入ります。

靴下の履き方

革靴に合わせるべき靴下にも、「長さ」「色」「デザイン」に3つのルールがあります。

まずは、座ったりかがんだりする際に肌が見えない長さを選ぶこと。くるぶしソックスはNGです。色は、靴とのコントラストをつけすぎないように注意します。黒い靴には黒の靴下、茶色には黒か紺の靴下など、靴と同系色のものを選ぶとフォーマルにまとまります。柄はフォーマルなシーンなら無地、カジュアルに決めていい場面でも大柄は避けて抑えめのドット柄を選びましょう。

「靴下は見えないから手抜きでもいいか」と思いがちですが、パンツと靴の間に白など明るめの差し色があると視線が奪われます。「靴に合わせて目立たない色とデザイン」と覚えておきましょう。

革靴とスーツの合わせ方

革靴とスーツを合わせるときは「色」と「デザイン」に注目しましょう。ポイントを紹介します。

スーツに合う靴の色を選ぶ

ビジネススーツのカラーは「ネイビー」「グレー」「ブラウン」が基本です。それぞれに合わせるべき色を解説します。

ネイビースーツに合わせる革靴

ネイビー系に合わせるのは、ブラウンがおすすめ。スーツが暗めならダークブラウン、明るめのスーツにはミディアムブラウンを合わせましょう。

「ブラウンはカジュアルなのでは?」と思ったかもしれませんが、冠婚葬祭などフォーマルなシーンに向かないのであって、ビジネスシーンなら着用はOK。

ネイビーとブラウンを合わせるとスタイリッシュな印象がコーディネートに加わります。

グレースーツに合わせる革靴

グレー系は、色の濃さによって合わせるべき靴の色が変わります。

濃いめのグレーなら黒、ミディアムグレーなら黒かダークブラウン、明るいグレーはライトブラウンがよく似合います。

ブラウンスーツに合わせる革靴

ブラウン系のスーツに合わせるのは、ずばりブラウンの革靴。同系色を選ぶときは、スーツとの濃淡を意識しましょう。

ダークブラウンなら黒に近いブラウンかトーンが明るい革靴を、ライトブラウンのスーツには濃いめのブラウンを合わせるとコーディネートがまとまります。

スーツに合うデザインを選ぶ

先ほどご紹介した内羽根式と外羽根式は、靴紐を通すパーツのデザインです。革靴の全体のデザインは数え切れないほどありますが、ビジネスシーン向きの4種類をピックアップしました。

プレーントゥ

最もシンプルなデザインで、飾りや縫い目はありません。フォーマルでもカジュアルでもどんなシーンにも似合います。

セミブローグ

縫い目や装飾が施され、無地の革靴と比べ、ドレッシーな印象が強いデザインです。フォーマルな場所には不向きですが、ビジネススーツに合うお洒落な革靴です。

ウイングチップ

指先に翼(wing)のような縫い目のある装飾が特徴で、セミグローブのように全体に飾りがあります。ウイングチップはトラッドに欠かせないアイテムとしても知られています。

キャップトゥ

指の付け根付近に縫い目のあるデザインです。キャップトゥは穴飾りのないシンプルなストレートチップ、穴飾りに繊細な模様があるパンチドキャップトゥ、豪華なデザインなメダリオンなどにさらに分類されます。

シーン別スーツに合う靴の種類

最後に覚えておいて損はないシーン別に選ぶべき靴の種類を紹介します。

冠婚葬祭などフォーマルなシーン

フォーマルなシーンは、オックスフォード×ストレートチップが基本。色は最もフォーマルな黒を選びましょう。

なお、葬儀ではツヤ感が強いエナメル質の革靴は避けるのがマナーです。

ビジネス

今回した紹介した4つのデザインなら、どれをビジネスシーンに合わせてもOK。

気をつけるべきポイントは、面接や商談などきちっとを求められる場にカジュアル要素の高いアイテムを合わせないこと。

例えば種類では、ローファーはきちんとが求められるシーンには向いていません。「明るい色と紐のない革靴はビジネスには不向き」と覚えておくと役立ちます。

パーティー

パーティーにはシンプルなストレートチップもしくはプレーントゥ内羽根式を選べば間違いありません。

カジュアルなパーティーなら、コーディネートに合わせて装飾の多いタイプやブラウンを選んでもいいでしょう。

就職活動

就職活動でもストレートチップもしくはプレーントゥのシンプルなデザインを選びましょう。移動が多くなるので、内羽根式でも外羽根式でもどちらでもOK。

ただし、装飾のあるデザインはドレッシーな印象があるため、就職活動では避けるのが無難です。