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オーダースーツのコスパは実際いいのか?

オーダースーツ

2020.12.29

Toshiya

Tailor Magでライターをさせてもらっています、Toshiyaです。普段は商社で営業をしていますが、学生時代からアパレルには興味があり、最近ではスーツやシャツなどのビジネスウェアについて勉強しています。上手い着こなし方やビジネススタイルについてのアドバイスなどを伝えていけたらと思っています。

Tailor Magでライターをさせてもらっています、Toshiyaです。普段は商社で営業をしていますが、学生時代からアパレルには興味があり、最近ではスーツやシャツなどのビジネスウェアについて勉強しています。上手い着こなし方やビジネススタイルについてのアドバイスなどを伝えていけたらと思っています。

オーダースーツはコスパがいいのか

オーダースーツに興味はあるけれど、「高そう」「手が出しにくい」と感じていませんか。

実は今、オーダースーツのコスパの良さに注目が集まっています。とはいえ、そうは言っても既製品と比べれば高いのでは?と疑心暗鬼な人も多いはず。

そこで今回は、オーダースーツの特徴をチェックしながら、オーダースーツのコスパがいいと言われる理由を検証していきます。

オーダースーツに興味がある人、自分だけのこだわりの1着を作りたいと思っている人は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

スーツの3つのオーダー方法

スーツのオーダー方法は大きく分けて3つ。まずは、それぞれの特徴と違いを押さえましょう。

パターンオーダー

パターンオーダーは、着丈や袖丈、ウエスト、裾丈などの限られたパーツを自分のサイズに調整する方法です。

オーダースーツの中でも、最も簡易的で自由度は低め。既製品を購入する際、一部のパーツの調整ができるとイメージすると分かりやすいでしょう。

製作工程は原則、機械(マシンメイド)で行われ、納品までの期間が短いのが特徴です。他のオーダー方法と比べ、製作の手間が少なく、費用もお手頃です。

イージーオーダー

イージーオーダーは、パターンオーダーとフルオーダーのいいところを持ち合わせたオーダー方法です。既存の型紙から自分の体にフィットするサイズを選び、スーツを仕立てていきます。

ゲージ服と呼ばれるサンプルのスーツにピンを打ちながら、細かな体型補正を加えます。猫背や鳩胸、なで肩、いかり肩など、体の癖を補正することで、体が綺麗に見える1着が出来上がります。

ただし、一言にイージーオーダーと言っても、パターンオーダーに近いものからフルオーダーに近いものまでがあるので、選ぶときはしっかりと製作の工程を確認しましょう。

フルオーダー

自分の体型に合わせた1着を仕立てる方法です。体に合った型紙の製作から縫製まで、自分の体に合わせて調整できるオーダー方法です。自分の体にフィットする最高の着心地です。

自由度は最も高く、職人が手縫いで仕上げる1着は、イージーオーダーと比べてより細かな体型補正を加えられることが特徴です。

フルオーダーの場合、採寸・型紙の製作・仮縫い・納品と工程が多く、納品までに数カ月かかることがあります。

オーダー方法別の相場や納期をまとめて比較

次は、オーダースーツを作るときに気になる「相場」「納期」の2つを比較していきましょう。

相場

一番気になる相場は、パターンオーダー<イージーオーダー<フルオーダーの順番。

  • 一部の補正ができるパターンオーダー(2~5万円)
  • パターンオーダーとオーダーのいいところ取りのイージーオーダー(3~20万円)
  • 完全オリジナルのフルオーダー(20万円~)

大前提として、オーダースーツの相場は生地の質と仕立ての方法で変わってきます。

パターンオーダーは、自由度や好みを反映できる箇所が少ない分、費用も低めです。

イージーオーダーは、パターンオーダーよりは費用が安く、より細かなディティールにこだわれるスーツは費用が高くなります。

職人が手作業で作り上げるフルオーダーの相場は高めです。

納期

納期は早い順に、パターンオーダー≒イージーオーダー>フルオーダーの順番。

パターンオーダーとイージーオーダーは、2週間~1ヶ月が一般的な納期です。一方フルオーダーは、早くても1ヶ月、長いと3ヶ月以上掛かることもあります。

オーダーメイドという性質上、どのオーダー方法でも今日明日では仕上がりません。スケジュールには余裕を持って購入しましょう。

オーダースーツのコスパが優れている理由とは?

オーダースーツがコストパフォーマンスに優れると言われる理由とプラスαの魅力を5つ紹介します。

長持ちするオーダースーツ

スーツが長持ちする直接的要素は基本的には3つです。

「耐久性の強い生地」、「トレンドに左右されないデザインやシルエット」、そして、「しっかりした縫製」です。

脇や股の部分に穴が開いてしまったり、肘など力が加わる部分が劣化してしまったりするのは、生地が擦れることが原因。スーツのサイズが小さく、ぴちっとしていると摩擦は大きくなります。

逆に、サイズが大きい場合はヨレや皺につながり、かっこよく着こなすことができません。スーツを選ぶときに、サイズ感が大切と言われる理由です。

オーダースーツなら、自分に合ったサイズ感のため体にぴったりフィット、結果的にスーツが長持ちします。

オーダースーツを作る手間や時間をカットできる

オーダースーツは手間と時間を省けるというメリットもあります。

オーダースーツを1度採寸すると、同じお店で2度目に注文する際は、1度目の採寸をもとに2着目を注文できます。スーツをその度試着して、サイズを調整していく必要はなく、手間と時間の短縮につながります。

仕事が忙しくて、なかなか店舗に行けない社会人にはもってこいですね。

他にもあるオーダースーツの魅力

オーダースーツのコスパだけにとどまらない3つの魅力もチェックしておきましょう。

世界に1着しかない特別感

スーツを着るシーンは、仕事に限らず、カジュアルなシーンから冠婚葬祭まで多岐に渡ります。既製品を選ぶときは、「カジュアル用」「冠婚葬祭用」と分けず、どんなシーンでも対応できる無難な1着を選びがちです。似たようなスーツの人、よく目にしますよね。

一方、「自分だけのオーダーメイド」は、文字通り世界に1着。スーツを着るシーンに合わせてデザインや素材を選ぶことで、こなれ感を演出するだけでなく、自分らしさを表現することもできます。

また、「自分だけ」という響きは、テンションが上がりませんか?世界に1着しかない“勝負服”に袖を通すことで、仕事へのモチベーションアップにも直結します。

オーダースーツでこだわれるのは、生地・デザイン・衿・ボタン・糸の色など。例えば、ボタン一つとっても、色や形、手触りなど、数えきれない組み合わせから、自分だけのお気に入りを選ぶことができます。

印象と着心地を決める上質な生地

スーツの印象を決める生地。一般的な既製品のスーツはウールやポリエステル製が主流ですが、オーダースーツであれば素材のランクアップやシルク、カシミヤなどよりこだわった素材を選択できます。

「生地を決める」と聞くと、「どんな柄にするか決める」ことをイメージする人がいるかもしれませんが、せっかくのオーダースーツですから、生地の素材にもこだわってはいかがでしょうか?

上質な生地は見た目にも高級感があり、着た時の自信につながります。長持ちする生地を選べば、お気に入りのスーツを長く楽しむことができます。

オーダースーツの店舗では、国内産からインポートの生地までたくさんの種類がそろいます。オーダースーツを仕立ててくれるテーラーに好みやどんなシーンで着るかなどを相談しながら、最適な生地を選びましょう。

購入後も着心地に応じて微調整が可能

既製品のスーツは、購入後にサイズが合わなくなっても交換することはできません。また、体型が変わってしまった時は、買い替える必要があり、出費が増えてしまいます。

オーダースーツでは、基本的に仕立てた後の微調整は無料で行えます。また、お店によって購入後半年ほどの期間、微調整に対応してくれます。中には、生涯体型補正が無料というお店もありますよ。

オーダースーツは長いスパンで考えるとコスパがいい

今回は、オーダースーツの優れている点をチェックしながら、コスパがいいと言われる理由を確認してきました。

最近では、既製品と変わらない価格からオーダーできるスーツも増えています。ぜひこの機会にオーダースーツデビューをしてみませんか?