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シワを気にせず洗濯できる!形態安定のオーダーシャツとは

オーダーシャツ

2020.11.05

Toshiya

Tailor Magでライターをさせてもらっています、Toshiyaです。普段は商社で営業をしていますが、学生時代からアパレルには興味があり、最近ではスーツやシャツなどのビジネスウェアについて勉強しています。上手い着こなし方やビジネススタイルについてのアドバイスなどを伝えていけたらと思っています。

Tailor Magでライターをさせてもらっています、Toshiyaです。普段は商社で営業をしていますが、学生時代からアパレルには興味があり、最近ではスーツやシャツなどのビジネスウェアについて勉強しています。上手い着こなし方やビジネススタイルについてのアドバイスなどを伝えていけたらと思っています。

ビジネスなどで毎日シャツを着る方は共感してもらえると思いますが、とにかく洗濯やアイロン掛けが大変。

かと言って、シワのついたワイシャツを着て会社や商談に行くことはできません。

そこで、おすすめなのが形態安定シャツ。洗濯後のシワがつきにくく、アイロンがけも楽なシャツとして多くのビジネスマンから支持される人気の機能性シャツです。

実はオーダーでも形態安定シャツを作ることが可能です。

オーダーシャツならではのサイズ感と着心地の良さ、さらに手入れも楽な機能性の高いシャツは、ビジネスシーンに特におすすめです。


ここでは、形態安定シャツについてその特徴やメリット、オーダーシャツを作る際のポイントやお手入れ方法についてご紹介します。

形態安定のオーダーシャツで家事も時短してスマートに過ごしましょう。

形態安定とは?メリットについてもご紹介!

“形態安定”シャツとは、洗濯した後に干しておくだけでシワが伸びてシワがつきにくくなる形態安定加工を施したシャツのことを指します。

形態安定シャツに施してある特殊加工は、生地自体にシワができる前の状態を記憶させるので、綿などシワになりやすい生地でも元のシワのない状態に戻ろうとしてシワが目立たなくなります。

ちなみに、“形状記憶”シャツという呼び方も耳にしますが、この“形状記憶”という言葉は東洋紡の登録商標です。機能としては形態安定シャツとほぼ同じと考えていただいて大丈夫です。

形態安定シャツのメリット

シワがつきにくく、アイロン掛けが楽になる

形態安定シャツは、洗濯をしてもシワがつきにくい加工が施されているので、干すときに軽くシャツのかたちを整えてあげればアイロンなしでも着られる状態になります。

すでにシワが目立たない状態なので、アイロンも軽く掛けてあげればOK。毎日のアイロン掛けが楽になります。

また、形態安定シャツは、シワがつきにくいだけでなく型崩れも防げるので、出張や旅行などの時にも大活躍します。

スーツケースなどにシャツを畳んで入れていくと、どうしてもシワがついてしまったりしますよね。

形態安定シャツなら軽く水に濡らしてシワを伸ばして干してあげればシワが目立たなくなるので、出張先や旅行先にアイロンを持って行かなくても大丈夫です。

速乾性がある

形態安定シャツには、速乾性があるものもあります。

速乾性がある形態安定シャツはポリエステルを混合した生地で作られており、綿100%の形態安定シャツと比べると肌触りの良さは落ちてしまいます。

その代わり、綿100%の形態安定シャツよりもシワになりにくく、ほぼアイロンが要らないくらいシワが目立たないものも。日中の着心地は綿100%のシャツよりも劣りますが、洗濯アイロンといったケアが簡単なことの方が重要という方には強い味方です。

【形態安定シャツのメリット】

綿100%
  • シワがつきにくい
  • アイロン掛けが楽
  • 肌触りが良い
ポリエステル混合
  • シワがつきにくい
  • ほぼアイロンが不要
  • 速乾性がある

形態安定のオーダーシャツを作る際のチェックポイント

形態安定のオーダーシャツを作る際は、以下のポイントをチェックしておきましょう。

綿の割合が多い生地を選ぶ

形態安定シャツには、綿100%のものとポリエステルなどの化学繊維を混合したものがありますが、オーダーして作るならなるべく綿の割合が多い生地を選びましょう。

特に、綿100%の生地で仕立てたオーダーシャツは、肌触りが良く機能性も兼ね備えているのでおすすめです。

綿100%のオーダーシャツには以下のような特徴があります。

  • 通気性や吸湿性に優れている
  • 肌触りが良く丈夫で長持ち
  • 上品な光沢感がある

綿100%のシャツは通気性や吸湿性に優れているので、汗をかきやすい時期や湿気が多くジメジメする時期もさらっとした着心地で過ごせます。

また、シャツに使われる綿は繊維が長く強度が高いので、耐久性が高い上に、ポリエステルなどの化学繊維を混合した生地で仕立てたシャツよりも柔らかい肌触りとなっています。

さらに、上品な光沢感があるのでビジネスシーンにもおすすめ。密度の高い綿生地で仕立てたシャツは汚れが浸み込みにくいという特徴もあるので、お手入れも簡単になります。

効果を長持ちさせるためのオーダーシャツのお手入れ方法

残念ながら形態安定加工の効果は永久ではありません。そのため、オーダーシャツの形態安定効果を長持ちさせるためにはお手入れ方法にも気を付けましょう。

まずは洗濯表示タグを確認する

シャツはクリーニングに出すものと考えている方もいるかもしれませんが、形態安定シャツに施されている防シワ加工は高温に弱いという特徴があります。

クリーニングでは半乾きの状態で熱を加えながら高圧プレスをしてアイロン乾燥するので、形態安定シャツにダメージを与えることに。

形態安定シャツは基本的に家庭での洗濯を想定して作られているので、まずは、洗濯表示タグを確認しましょう。

ただし、中には自宅では洗えないような素材が含まれている生地もあるので、その際は迷わずクリーニングに出してください。

生地選びの段階で洗濯表示も確認しておけば、クリーニングに出す手間をなくすことができますね。

洗い方と干し方

形態安定シャツを洗う時は家庭用洗濯機を使用しても大丈夫ですが、なるべく洗濯ネットを使いましょう

裏返してネットの大きさに合わせて畳んで入れることで、汚れが落ちやすくなります。その際、漂白剤の使用は避けるようにしてくださいね。

形態安定加工のシャツはドリップドライという濡れ干しが基本です。本来は水滴が垂れるくらいの状態で干して水分の重みでシワを伸ばせるのが理想。

そのため、脱水は軽めに掛けるようにして、なるべく濡れた状態ですぐに干すようにしましょう。

洗濯機から取り出したら表に返して、バサッバサッと振り捌くようにしてシワを取り、形を整えながらシワを伸ばしてハンガーで干すと乾いた時にシワが目立たなくなります。

ハンガーは針金ハンガーのように細いものではなく、少し厚みのあるものを選ぶことでシャツの形も整いやすく、袖や本体に効率よく重みがかかるのでシワも伸びやすくなりますよ。

アイロンの掛け方にも注意

形態安定シャツはシワがつきにくいのでアイロンは軽く掛ければ大丈夫。ただし、高温に弱いという特徴もあるので、アイロンを掛けるときは高温は避けて、中低温でなるべく効率よく掛けることを心がけましょう。

アイロンを効率よく掛けるためには、大きいパーツを最後に回すようにすると効率的です。

大まかには、袖→ヨーク(肩から背中に掛けての切り替え部分)→衿→前身頃→後見頃のようにアイロンを掛けていくと効率的。

衿やカフスなどのパーツは外側から内側に向かってアイロンを掛けると余計なシワや溜まりができにくくなり、早く綺麗にしあげることができますよ。

ちなみに、家庭用乾燥機を使うと形態安定加工の機能がいっそう発揮されるのでおすすめ。ただし、業務用のコインランドリー乾燥機は高温なので早めに取り出すようにしましょう。

まとめ

ここまで形態安定シャツの特徴や、形態安定効果を持続させるための方法などについてご紹介をさせていただきました。

毎日着るものだからこそ、シャツのお手入れやアイロン掛けは時間も取られますし、億劫になってしまうもの。

そのため、せっかくオーダーシャツを作るならぜひ「シワになりにくい」生地をチョイスしてみてはいかがでしょうか。

形態安定とまではいかないものの、現在では自宅でケアしやすい生地というのを多くのブランドが取り揃えていますので、オーダーシャツを作る際はぜひチェックしてみて下さいね。